平屋住宅の人気が上昇中

家を建てるというと、どうしてもおしゃれで素敵な家にしたいと思ってしまい、広さやデザインにこだわり
たくなってしまうものです。例えば、ロフトのある家、スキップフロアの家、二階が玄関の家、地下室のある家など、
誰しも一度は憧れるでしょう。

しかし、今や世間は全ての人が快適に過ごせるユニバーサルデザインがスタンダードになりつつあります。
つまり、段差など障害物となるものを極力減らす、バリアフリー住宅が推進されていると言っても過言ではありません。
一生住む家だからこそ、安全で快適な住まいあることが最も大切だからです。
段差や廊下のないフラットな間取りはもちろんですが、ヒートショックなどの心配が少ないと言われる
自然素材を使った平屋もおすすめです。

・なぜ平屋住宅の人気が上がっているのか
最近は高層マンションがどんどん建設され、集合住宅が一般的になっています。
一軒家であっても、3階建てにする家が多いのですが、実は近年平屋住宅の人気が上昇しているのです。
なぜ今になって平屋住宅の人気が高くなっているのでしょうか。
それにはいくつか理由があるのですが、やはり建築費用が安いこと、高齢者に優しいバリアフリー住宅にしやすいこと、移動が楽であること、災害に強いことなどが挙げられます。

2階や3階を作った場合、その分建築費用が高くなってしまうので、少しでも安く抑えたいという人が多いですし、近年は家族が少ない人が多いため、それほど広い土地でなくても平屋住宅が建てやすいのです。
また、高層階は地震がきたときに揺れが激しいですし、重みで下層階が潰れやすいというデメリットもあります。
火事が発生したときも、1階しかない平屋なら非難しやすいなど、災害に強いという点がメリットです。
高齢化社会になっている現在では、移動がしやすいというのも人気の理由でしょう。

また、平屋は管理が楽になるということもあって、老後の生活を平屋にするという人も実は少なくありません。
すでに海外ではスタンダードな住宅の1つとなっていて、その注目度はさらに高くなってます。