平屋の部屋数

・部屋数はどのように決めるのがよいのか
平屋の部屋数を決める場合には、当然家族が何人いるのかによって変わってきます。
可能であれば人数分設けておくべきですが、家族が多い場合には部屋が足りなくなることもあるでしょう。
このようなときには1部屋を少し狭くして、部屋数を増やすという方法があります。
しかし、平屋は1階だけしかないので、広さによって大体の部屋数が決まってしまうのです。
だからこそ、最初の設計の段階で部屋の数をある程度決めておき、それに似合った広さの平屋住宅を探しておかなければいけません。

子供がいる場合には、成長したときのことを考えておく必要があります。
いつまでも親と一緒では、子供のためにもよくありませんので、今後子供を増やすことは検討しているのかという点も考慮しておきましょう。
そんなことはわからないという場合には、部屋をある程度広くしておき、リフォームをしたときに増やすという方法も可能ですが、その分リフォームの料金も高くなってしまうため、あまりおすすめはできません。

・平屋の大きさってどうなの?
平屋と聞くと色々なイメージがあると思いますが、中には「小さい」「狭い」というようなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、平屋の大きさは注文住宅などであれば自分好みにすることができます。
単純に二階部分がなく一階部分だけということもあって、部屋数などは少なくなることは否めないかもしれません。
ただ、実際には部屋の大きさもある程度確保することができるし、注文住宅で建てるのであれば、好きな要素を詰め込んだ住宅にすることだって可能です。
要は間取りをどのように工夫するかによって、住宅の良し悪しも変わるということです。

住宅というのは一度建てるとそこが終の棲家になることが殆どです。
現在は日本人の平均寿命が延び続け、所謂老後という時間を長く過ごすことになります。
その場合にも平屋は生活の負担の少ない理想的な住宅だと言えるのです。
長い人生のライフプランを考えると平屋のメリットというものはとても大きなものかもしれません。